平成12年4月1日に施行された「住宅の品質確保の促進等に関する法律（品確法）」に基づく制度です。10項目の設計・施工の性能を等級により具体的に明示し、第三者機関が指定通りの性能であるかをチェックするため信頼性の高い制度です。設計時に行う「設計住宅性能評価」と建設した後に行う「建設住宅性能評価」の２種類があり、いずれも任意取得ですが、両方取得しているとより安心といえます。
柱のフープ筋（帯筋）にはつなぎ目のない溶接閉鎖型フープ筋を採用し、地震に粘り強く抵抗する耐震性の高い構造としました。
（基礎、仕口部を除く）
「ノルディック八千代緑が丘」が採用しているのは「ダブル配筋」。格子状に組み上げた鉄筋を二重に配することで、一般的なシングル配筋よりも高い強度と耐久性を実現。スラブも厚くすることができるほか、コンクリートのひび割れにも強くなります。
建物の外観を美しく彩るばかりでなく、室内環境を快適に包み建物を支える役目も果たす外壁は、妻壁約150mm〜180mmの厚さを確保しました。遮音・断熱性にも配慮した構造を採用しています。（非構造壁等を除く）
ドア枠の変形に対して、枠と扉の隙間を設けることで扉の解放に配慮します。
床スラブとフローリングの間に支持脚を立てる二重床（玄関を除く）と、天井をつり下げる二重天井を採用しました。メンテナンスや将来のリフォームが容易になります。
隣接する住戸間を仕切る戸境壁も厚さ約180mm。D-50以上を目標値とした遮音性を実現しています。
地上部躯体のコンクリート設計基準強度を30N／ｍm²以上に規定。1m²で約３０００tの圧縮に耐えられる強度です。
（コンクリート劣化防止対策 ）
セメントに対する水の重量比（水セメント比）はコンクリートの中性化に大きく影響します。水セメント比が大きいほど中性化が早まることから、水セメント比を50％以下に抑える独自基準を定めています。
敷地の支持基盤について調査を行い、支持力を確認しています。
地震の初期微動（P波）を検知し、エレベーターを最寄りの階に停止させる機能を装備。本格的な揺れが始まる前に地震を察知するので、早い段階での避難が可能です。停電時にも地震時と同様に最寄り階に自動停止します。
建物を支える「場所打ちコンクリート杭（拡底アースドリル工法）」を、支持層となる地下約27ｍの固い地盤まで打ち込む、強固な基礎構造を採用しています。
天井に小梁があると室内が狭く感じられるもの。そこでスラブに、PRCスラブアンボンド工法を採用。スラブ内にPC鋼材を用いて緊張させることで、スラブ自体を持ち上げる力が作用し、スラブのたわみやひび割れを防ぐ効果が生まれ、室内に出張っていた小梁を最小限に抑えることができます。
軽量で固い衝撃による音を軽量床衝撃音といい、コツコツ、トントンと表現される高周波数帯域の音が主成分です。椅子を移動したときの音や食器・硬貨の落下音などがこれにあたり、本物件では生活音への対策として高い水準の遮音性を有する、LL - 45等級相当の二重床構造を採用しています。（一部住戸・部分を除く）
※遮音等級についてはメーカー公表のものであり、実際には住戸における遮音性能は劣ります。
スウェーデンでは、床材は住宅が１００年以上使われることを前提に、土足で歩いても生活出来る性能が要求されています。家全体の雰囲気を決めるフローリングには、スウェーデン製白樺天然木の肉厚突板材を採用。厳しい環境下で育った銘木『白樺』は楽器や高級家具に使われる希少な材料です。 その木目の見せる表情には天然の素材だけが持つ深い趣きがあります。また、ハードコーティングされた表面は耐久性にも優れており、日々のお手入れも簡単です。
塗膜中に特殊な熱反射性顔料を添加することにより、熱線（近赤外線）を選択的に反射する機能を付加。太陽光による鋼板（屋根材等）の温度上昇を制御し、屋内への侵入熱を低減。夏季の冷房負荷軽減による省エネルギー効果が期待できます。
